公開日：2022年11月11日｜更新日： 2022年11月11日

エステティシャンが身に着けたいカウンセリング術

エステティシャンにとって施術技術を磨くことはもちろん欠かせない要素ですが、カウンセリング技術を磨くことも同じくらい重要です。本記事では、エステティシャンが身につけるべきカウンセリング術について解説します。

エステでカウンセリングが必要な理由とは

エステサロンに訪れる顧客は、身体や肌に何らかの悩みを抱えている人がほとんどです。お客様がどんな悩みを抱えていて、どのように改善したいのかをしっかりヒアリングすることで、どんな施術が必要なのかを深く理解し、施術に落とし込むことができます。

また、カウンセリングを行ったあとに契約をして施術に入るサロンも多いので、カウンセリングはある種の営業であるともいえます。カウンセリングでお客様に安心感を与え、「このサロンなら不安なく通えそう」「肌の悩みを解決してくれそう」と思っていただくことで、契約につながるのです。

逆に、カウンセリングで不信感を抱かれてしまうと、契約に至らないことはもちろん、お客様に満足していただくことができません。カウンセリング技術は施術技術と同じくらい重要な要素だといえます。

カウンセリングを行う際のポイント

お客様の来店時の様子をチェックする

カウンセリング時には、自分のパーソナリティーを前面に出すのではなく、お客様のパーソナリティーに合った対応をすることがマストです。お客様が元気で快活な方であれば、こちらも快活に対応するほうが、短時間で距離を縮められます。逆に、お客様がおとなしそうな方で、不安な様子を見せているのであれば、穏やかに接するほうが安心感を与えることができます。まずは来店時のお客様の様子をチェックして、どのような応対が適切かを判断しましょう。

まずは聞くことに徹する

カウンセリング時にエステティシャンがマシンガントークをしてしまうと、お客様に不快感を与えてしまう可能性が高いです。お客様から積極的にお話をしてくれない場合も、まずは熱心に聞く姿勢を見せて、お客様に寄り添っていることをアピールしましょう。自分から話すよりも、こちらが質問をして答えてもらうような時間を設けることで、お客様は心を開きやすくなるはずです。