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エステやメイクなど、美容系の仕事に興味があるなら美容系の専門学校に進学するのが夢への近道です。
でもどのように受験対策をしたらいいのか分からない人も多いはずです。
専門学校とは試験の内容や受験科目も違うので、しっかり理解をしないとせっかくの受験チャンスを逃してしまうかもしれません。
今回は受験の準備から当日の動きまでを確認して、安心して受験に臨みましょう。
志望校を決める段階では、必ず保護者と担任の先生に相談することが重要です。保護者と話し合わずに進めると、出願過程でトラブルが生じたり、入学金の準備が間に合わなかったりするリスクがあります。
せっかく志望校が見つかったのなら必ず保護者に相談して承諾を得ましょう。また、担任の先生にも受験の相談を忘れずに行いましょう。受験の準備が遅れると、必要な書類が用意できず出願が困難になることや、自分に適した別の学校の機会を逃すことになるかもしれません。
入試の種類にかかわらず、出願に先立って保護者と教師の両方との相談を心がけましょう。
最初に知っておくべきは入試の種類です。
学校によって出願時期や必要書類が異なるので、必ず入試要項を確認して準備しましょう。
志望校だけを確認するだけではなく、受ける必要がある学校は必ず入試要項を手に入れて目を通しましょう。
AO入試は「アドミッション・オフィス」入試の略で、面接や小論文を通じて学生の人物像や能力を評価して選抜する入試方法です。
AO入試は学生の志望理由や自己PRなどを基に書類選考を行い、面接で受験生の学ぶ意欲や姿勢を、強みを評価し、自分たちの「アドミッションポリシー」に合致するかを判断します。ここで大切になってくるのが各学校が出している「アドミッションポリシー)」です。
「アドミッションポリシー」とは各学校が出している「どのような学生を求めているのか」という方針のことです。
受験生がこれを理解していないと、どんなにいい面接をしても「本当に意欲があるのかな?」「準備をしてきたのかな?」と疑問を抱かれてしまいます。まずは自分の志望校のアドミッションポリシーを理解して、自分のどの部分が合致するのか、ということを考えてみましょう。
推薦入試は大きく分けて「学校推薦制」と「自己推薦制」の2種類があります。
「学校推薦制」は「学校からの推薦状」が必要になる入試です。主に「公募制推薦」や「指定校推薦」があります。
「学校からの推薦状」を得るためには成績基準があるので1年生のうちからしっかりと取り組むことが必要です。さらに専門学校によっては出願の際に定められた評定基準を上回っていなければならない、という条件がある場合があります。興味がある学校を見つけたら、出願にどんな条件があるのかということを必ず確認しておきましょう。
「自己推薦制」は「学校からの推薦状」は不要ですが、その分面接や高校での取り組みが見られます。部活動や生徒会活動、ボランティアなどの学外活動に1年生のうちから力を入れるなど、PRできるポイントを準備しておくことが大切です。
一般入試は、学力試験の結果を主に評価基準とし、広く一般の受験生を対象にした専門学校の入試方法です。筆記試験が中心です。
特待生入試は、優れた学業成績や特技を持つ学生を対象とした入試で、合格すると学費免除などの特典が与えられます。
学校によって課される内容が異なるので。入試要項で必ず確認をしてから準備をしましょう。
また、志望理由書や面接は必ず学校の先生と何回も練習を行いましょう。
専門学校側は何十人も受験生を見てきているので、準備不足の受験生がすぐにわかります。
せっかく行きたい学校があるなら、最低入試の一か月前から何度も書類や面接の練習をし、自分に自信がついた状態で臨みましょう。
その状態なら多少緊張しても、頑張りが伝わるはずです。
エステ専門学校の書類選考では、志望動機や自己PRが重要です。美容業界への興味やエステに対する情熱、具体的なキャリアプランを明確に記述しましょう。きちんとした書式で丁寧に作成することが重要です。
エステ専門学校の面接対策では、清潔感ある身だしなみと礼儀正しい態度が大切です。美容業界への熱意や、なぜエステティシャンを目指すのかを具体的に伝えること、自己PRをしっかりと準備しましょう。緊張をほぐすため、事前に模擬面接の練習をすると良いでしょう。
エステ専門学校の筆記試験対策では、基本的な学力を測る科目に加え、美容と健康に関する知識が問われることがあります。過去問を解いたり、業界の基礎知識を学び直したりして、試験に備えましょう。また、専門的な用語や技術理論に慣れることも重要です。
受験当日は慣れない環境で緊張するので、何事にも余裕をもって臨みましょう。
制服は着崩さず、きちんとした状態で家を出ましょう。途中で直せばいいやと思うと、時間がなかったり、緊張して忘れてしまう可能性があるので最初かきちんとした服装で行きましょう。
男子は靴下の丈も付けましょう。派手な靴下や丈の短い靴下は、椅子に座った際に見えてしまいます。
女子はスカートの丈に気を付けましょう。短いスカートだと露出が多く、好印象にはなりません。
また、美容系ということで化粧をしたい人もいますが、入試の場面では不要です。すっぴんで臨むのがベストです。
面接というオフィシャルな場を意識した服装や髪型を心がけましょう。
制服がない学校の人は、担任の先生に相談をしましょう。パーカーやジャージ等のラフな恰好や清潔感のない服装、露出の多い服装はNGです。
スーツやシャツなど、きちんとして見える服を選びましょう。
制服・私服どちらもアイロンをかけ、普段以上に清潔感が現れるように、前日のうちに準備をしておいてください。
受験会場には試験の1時間前に到着するようなスケジュールを組みましょう。
万が一公共交通機関が遅延したり、緊張のあまり乗り換えを間違えても時間に余裕があればリカバリーが可能です。
また、前日のうちに必ずルートと出発時間を確認しておきましょう。
美容系専門学校の入試は、一般的な筆記試験に加え、実技試験や面接が重視されることが多いです。実技試験では、メイクやヘアスタイリングといった専門技術が評価され、面接では志望動機や美容に対する情熱を伝えることが求められます。
また、ポートフォリオ提出を求められることもあり、これまでの作品や経験を通じて自身の技術やセンスをアピールする機会となります。専門学校によって入試の内容や選考基準が異なるため、事前にしっかりと情報収集し、対策を立てることが大切です。
大阪府内で、エステティック学科がある2年制の専門学校3校をピックアップ!
選定基準:「就職率90%以上」「最寄駅からの徒歩所要時間が5分以内」「就職先の記載がある」
上記の中から学費(入学費、施設費&授業料2年分の総計)が安い順にご紹介します(2023年8月時点)。
関西ビューティプロ専門学校
引用元:関西ビューティプロ専門学校公式HP
https://www.b-pro.ac.jp/concept_history/
大阪
ビューティーアート専門学校
引用元:大阪ビューティーアート専門学校公式HP
https://www.sanko.ac.jp/osaka-beauty/
高津理容美容専門学校
引用元:高津理容美容専門学校公式HP
https://www.kozu.ac.jp/