公開日：2023年4月5日｜更新日： 2023年4月5日

エステティシャンとして何歳まで働ける？

エステティシャンは未経験でも始められるので、若い方を中心に人気の高い職業です。そのため、エステサロンのスタッフは、若い年代が大半という印象があり、年齢を重ねると働けないのではと不安になる方もいると思います。ここでは、エステティシャンは何歳まで働けるのか、エステティシャンとして長く働き続けることのメリット、デメリットなどを紹介します。

エステティシャンの資格取得や就職に対する年齢制限

エステティシャンの資格取得方法としては、エステスクールに通うことや、民間の資格試験を受けるなどがありますが、基本的に年齢制限はありません。また、エステティシャンとして働くことにも年齢制限はなく、業務をこなせる体力があれば、年齢に関係なく活躍できます。中には、ターゲットにする年齢層に合わないなどの理由から、採用は40歳までというサロンもありますが、自分に合ったサロンを選ぶことで、40歳以降での転職も可能です。

エステティシャンとして年齢を重ねるメリット・デメリット

メリット①人生経験を活かせる

エステティシャンとして年齢を重ねるメリットの1つは、人生経験を活かせることです。近年、エステサロンに通うお客様の年齢層は徐々に高まっています。いつまでも綺麗でいたいという気持ちは、若い世代よりも、年齢や経験を重ねたエステティシャンの方が共感しやすいでしょう。また、年齢を重ねている方が社会経験も豊富なため、カルテ作成や管理、事務作業、お金の管理など、幅広い業務を任せてもらいやすく、収入アップにもつながります。

メリット②ベテランを好むお客さんも多い

エステサロンに通うお客様は美意識が高い方が多く、技術と効果を重視する傾向にあります。そのため、同じ料金を払うなら経験豊富な人に施術を頼みたいというニーズも多くあります。経験の豊富さに安心感を感じるお客様にとって、年齢を重ねているエステティシャンは魅力的な存在です。

デメリット①体力が必要

美容機器を使う施術に、体力はあまり必要ありませんが、ボディトリートメントを行う場合は、手や肘、時には全身を駆使する必要があります。また、事務業務や施術に必要な準備は、施術の時間以外での対応になることも多いので、業務時間の長さを見ても体力勝負な職業といえるでしょう。

デメリット②家庭との両立が難しい場合も

エステサロンが忙しくなるのは基本的に仕事が終わる夕方以降の時間帯や、土日祝日です。そのため、土日の勤務や平日遅い時間まで仕事をする必要があります。また、シフト制の場合は予定が組みにくいなどの問題があります。家庭を持っている方は両立するために工夫が必要です。

エステティシャンで独立開業を目指す道

エステサロンに長く勤めて昇進していくのも選択肢ですが、業務でハードな面もあります。エステティシャンとして長く活躍したいのであれば、独立を視野に入れるべきです。独立してオーナーになれば、定年退職する必要がなく、スタッフを雇用することで体力的な負担を感じにくくなります。確かなスキルを持って独立すると収入アップが見込めるため、エステティシャンとしての将来性が見えてくるでしょう。